Re.(26) 事故機における旋回

  • 投稿No.1859 元投稿No.1858 佐伯さんへの返信
  • 投稿者:文系ちゃん
  • 投稿日:2022-06-21 00:44:23

佐伯さまへ

> > 些細とおっしゃいますが、

> 単なる誤記をことさら取り立てたことを些事と評しました。
> 単なる誤記に端を発した「「三国山を東南東に見る」という場所の見当が付きませんでした。」の質問が上質なものだったとは思えなかったからです。

左様でございましたか。それは失礼しました。

> 私は目撃証言にあまり重きを置いていません。人の目と脳は、三次元空間の軌跡を正確に再現できるほど精密に情報を処理できません。
> 参考程度でよいと考えます。

空を見ましての奥行き方向だと、距離を正確に把握できるという人はなかなかいないでしょう。しかしながら対象物があっての方角ともなれば場合によっては信頼できるケースもあろうかとは思います。

> ですから、目撃証言について、終わりの見えない議論に参加するつもりはありません。
> 以下、必要な範囲で軽くコメント。

> > つまるところの報告書にある目撃証言の方のいた場所ですが、墜落地点から南南西3kmですと山の中のようですし扇平山が北西に見えませんので、距離は4km少々、大体この地図の丸4の付近で若干東よりといったところとなりますでしょうか?

> 貴方の独自の作図がそもそも正確で信用できるものなのか不明なのです。
> 現場から4キロ圏はwebマップ上で見ると川上村の県道68号線のあたりになります。スケールが若干狂っているのでは?

ご指摘はごもっともでございます。元々急拵えなマップの上に複数の地図を拡大縮小しつつ重ねていって作成したものですので誤差も多分に含まれます。
しかしながら現在のところは検討立ての段階ですので、必要性がでてくれば国土地理院の地図ですとかに記載していき再確認しようとは思っております。その際には可能な限り精度を出す様に心掛けます。

> > なお、左旋回とは報告書に記載されていないと鷹富士さまが書かれておりましたが、「左へ傾き」とは記載されておりますので、「ロールするから旋回する」との見解からすれば事実上左旋回と解釈してよいものと私は考えます。

> 「ロールするから旋回する」のですか? 私はそこまで簡略化して説明した覚えはありませんが。
> 「ロールするから旋回する」が貴方の理解であるならば、やはり貴方は航空機の運動が理解できていません。

> もう何度も同じことを言うのは嫌なのですが、航空工学の初等の参考書籍を適宜の方法で準備し、それを時間をかけてゆっくり隅から隅まで読み込むべきです。
> 理解できないところがあれば、数学の基礎力などが足りていない可能性がありますので、こちらも初心にかえってやり直す必要があります。

> そもそも「左へ傾き」がどういう状態であったか(どういう状態からどういう状態への変化だったのか)は不明ですよね。
> いくつか考えられる解釈の中で、「事実上左旋回」と決めつけるのはやや強引かなという印象です。

こちらですが根拠の一つとしてですが、新聞に掲載されました目撃証言の一つに中島/中嶋さんとは別の女性の方で
「飛行機は南から北へ、左を下げるように旋回しながら三国山の向こう側に消えた。そのとたん『ドーン』という大きな音がして空が真っ赤になり、原爆のようなキノコ雲があがった」
というのがあります。
飛行原理からしましても左側を下げての右旋回はイメージできません。
元を辿ると一つの現象ですので、理論と単純な見た目は一致して然るべきかとは思います。