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御巣鷹山の悲劇
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角田四郎著「疑惑」のP93に次の記述があります。 「埼玉方面から飛んできた飛行機が、赤い炎を上げ、やがて黒い煙を残して南相木村の群馬県境に消えた。長野県川上村・中島初代さん・(県警第一報)。8月13日朝日新聞。」 下記のアドレスに示す動画で、中嶋初女さんが、目撃情報を語っています。 https://www.youtube.com/watch?v=czhCsHplCd8 その要旨を次に記します。 「甲武信岳、十文字峠方面から大きな飛行機が近づいてきた。 機体は私の真上を通り過ぎ、梓山集落方面に向かい、それから翼を大きく右に傾けるとV字にターンして、三国山峠方面の上空を飛んでいった。・・・・・・・・・・・ 高天原の稜線の一所が赤くピカッと光り、次の瞬間、少し離れた稜線がパッと赤く光り、その光を追いかけるように真っ赤な色が空に広がり、火柱が空へ上がった。数秒後に黒い煙がスルスルと立ち上がってきた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 家に帰って事情を話し、生れて初めて110番通報をした。 通報をし終えて時計を見たら7時30分だった。」 上記の、中島初代さんと中嶋初女さんは同一人物で、朝日新聞が目撃者の名前と目撃情報の両方を誤っている事例です。川上村梓山地区の上空を飛行中に日航123便の機体が「赤い炎を上げ・・・」は、誤りです。 朝日新聞の誤報はかなり以前から指摘されていましたが、中嶋初女さんの動画が決め手です。 目撃情報にはしばしば錯覚や誤解が含まれます。他の情報と照合し、辻褄の合わない事柄は無視することが必要です。 日航機が川上村梓山地区の上空を飛んで行く時、右旋回にダッチロールによる蛇行が重なっていましたから、目撃者の位置によってはV字ターンにも見えたのは不自然ではありません。 その他にも、梓山地区の似たような目撃情報があります。 事故調報告書のP7,「飛行機はわれわれ(4人)の上空を通過したが、その後、北西にある扇平山の付近で右へ変針し、東北東にある三国山の方向へ飛行した。」 角田著のP97にある石川さんの目撃情報でも、「ほぼ真上を西へ通過して・・・」と語り、それ以降の状況は上記4人と同様です。 角田著のP94には、「飛行機は頭上で右旋回し・・・」と語っている人が二人あります。 梓山地区は東西に3kmほどに広がっていますが、これらの人たちがそろって「真上」あるいは「頭上」に飛行する日航機を見たのは、日航機がかなり高いところを飛んでいたことを示します。
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