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御巣鷹山の悲劇
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この著作のP285からP288で述べている垂直尾翼の破壊原因を、ごく簡単に要約します。 「長年の運行で垂直尾翼の変形や歪みが進み、当日の飛行中の動圧に耐えきれず、ダイバージェンスを生じ瞬間的に破壊した。」 この仮説は、元科学技術庁航空宇宙研究所空気力学部長の遠藤浩氏のアドバイスによるが、これには、いくつかの疑問があります。 模型を使っての風洞実験が行われていない。 破壊プロセスの数値シミュレーションが行われていない。 回収された残骸は垂直尾翼上端から衝撃が加わったことを示すのに、矛盾する。 DFDRのデータが示す衝撃や破壊プロセスと合致しない。 遠藤氏の経歴から言えば、風洞実験以外は検証が可能であるのに、それを行っていないから、この仮説は合理的根拠に乏しい。 その他、事故調の圧力隔壁説は誤り、事故調のCVR解読の疑問、救出活動を遅らせた自衛隊の墜落地点の誤報、など多数の問題が指摘されているのは納得できるので、謎が深まるだけです。
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