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御巣鷹山の悲劇
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角田著のp312、p366~p373には自衛隊の無人標的曳航機[ファイアービー]について下記の情報が記載されています。 全長7m、全幅4m、最高速度マッハ0.95、重量1200kg 防衛省は1985年11月から1986年10月に無人標的機を簿外処理(損失)1472万円。 1985年8月12日、相模湾で試運航中の護衛艦まつゆきから発進した無人標的機が、日航123便の垂直尾翼に衝突した可能性がある。 P333には、次の記述がある。 垂直尾翼直下の胴体構造物中、最も強靭なT字鋼が、尾翼結合部(B2412)で、上方に持ち上げられた格好でポッキリ折れている。(これは、垂直尾翼に、上から強い衝撃が加わった結果、と推定できる。) P367に、当日相模湾試運航中だった [まつゆき]の試験項目として、大小のミサイルを誘導または発見するためのレーダーさ等の性能チェックをあげている。 このためには、無線操縦の無人機を飛ばすことが必要であり、 該当するのは無人標的機しかない。 自衛隊は無人標的機を発射出来るのは支援艦[あづま]のみで、これは当時、呉にいたと主張しているが、それなら[あづま]を使わずに無人標的機を利用したことは可能。 無人標的機と無線操縦装置を自衛隊が提供し、仮設の発射台とそれを載せる船を造船メーカーが用意できる。 P383で、CVRに録音されているヒュー、ヒュー音について推測している。 垂直尾翼の上端に物体が当たった際の衝撃で垂直尾翼が破壊すると共に、圧力隔壁の上部に隙間ができた。 その後、ダッチロールによる機体の歪みで隙間が変わり、断続的にそこから客室の空気が漏れ、操縦室の後側にあるドアの隙間からも空気が漏れる際に音を発生した。 角田著のP297で、海上浮遊物の回収位置が相模湾の北東部に偏っていることに疑問を呈している。 事故調報告書本文P156の、[附図ー20、相模湾等の浮遊残骸揚収場所図]によれば、異常事態発生地点に近い、相模湾、相模灘の南西部から中央部の海上で発見されたものは皆無である。 このことは、12日夕方に始まり13日早朝から継続された海上の捜索が、日航機の機体残骸ではなく、無人機の朱色の残骸を捜し、それが無いことを確認してから日航機の残骸捜索に移った事を示している。 当時、この付近の海上は南西の風が吹いていたから、浮遊物は北東へ流されていった。
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