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御巣鷹山の悲劇
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この著書の主張は以下のとおり。 日航機の垂直尾翼は自衛隊の発した飛翔体により破壊された。その事実を隠すために中曽根首相はアメリカ政府の協力を得て、圧力隔壁破壊説のシナリオを作り上げ、 それを、日航および事故調に押し付けた。その根拠は下記。 (1)、85年8月14日付けおよび8月22日付けの外務省公文書に「日航機墜落事件」という記述がある。事故ではなく事件と認識していた。 (2)、8月14日付のレーガン大統領から中曽根宛の書簡の中で早くも、アメリカが専門家の派遣を進めている旨記している。 (3)、8月12日夜の政府の第1回日航機対策本部会議があり、その後、運輸大臣が「・・・・これは人災だ。」と発言した。 (4)、事故調の原因調査が進んでいない段階で、突然、圧力隔壁の過去の修理歴が新聞に報道された。 (5)、日航は独自の解析を進めており、当初は、圧力隔壁説に反論し、ボーイング社も否定していた。 (6)、8月20日、運輸省が圧力隔壁説を支持することを表明した。 (7)、9月6日、ニューヨークタイムズが、圧力隔壁の修理ミスを報道した。 (8)、10月2日、ボーイング社が修理ミスを認めた。 (9)、当時、日本では国産ミサイルの開発が進んでおり、様々に試験が行われていた。 次いで、著者は事故調報告書「別冊」の付録ー6に載っている「異常外力の着力点」を採り上げ、事故調は外から飛翔体が衝突して日航機の垂直尾翼が破壊されたことを認識していた、と論じている。 しかし、「異常外力の着力点」については、No.2480 で説明したように、著者に誤解があり、 従って、この著書では、日航機の垂直尾翼破壊の原因については具体的な根拠を示せていません。 「異常外力の着力点」に関する著者の解釈は、工学部の建築系または機械系の構造力学を履修した人が読んだら、馬鹿馬鹿しくて一笑に付すかもしれません。 (日航機の垂直尾翼破壊は、自衛隊の発した飛翔体が垂直尾翼上端に衝突したことによる事件である、と私は考えています。念のため。)
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